こねっとQ&A

こねっと・プランはNTT（日本電信電話株式会社）を中心とする企業が文部省（当時）の協力を得ながら1996年に開始したプロジェクトで、全国の小中高等学校をネットワークで結び、「教育でのマルチメディア環境の整備と活用」を推進するために実施された。こねっと・プランのWWWページ「こねっと・ワールド」のコンテンツのひとつに、児童・生徒が身近な疑問を掲示板に投稿し、ボランティアのチューターが回答するというコーナーがあった。これは、天文・物理担当のチューターを担当した筆者の回答の記録である。
現在このプロジェクトは終了しており、NTTが地域会社と持ち株会社に分割されたこと等により上記URIは現在無効である。また、こねっと・ワールドのURIも無効である。このページでは当時の記録としてそのまま掲載している。

なお、こねっと・プランは俗に「1000校プロジェクト」と呼ばれた。これは、文部省（当時）と通商産業省（当時）のもと、財団法人コンピュータ教育開発センター（CEC）と情報処理振興事業協会（IPA）が実施した「100校プロジェクト」に対抗する意味もあったのであろう。当時のNTTのマルチメディアビジネス開発部（“マビ開”と呼ばれた）は鼻息が荒かった。このNTTのコンテンツビジネス実験は地域会社＋持ち株会社への分割に伴い再編成され、NTT-X、NTTレゾナントへと引き継がれている。