エジプト旅行記
2010年6月、国際会議出席のため始めてエジプトに行きました。この旅で、とんでもないことになったわけですが、その顛末を書いてみようと思います。
※このサイトは、2010年に「Salut Tadashi不定期日記 powered by T/Mori Internet Projects」で公開したブログ記事に加筆・再構成したものです。
ドーハの悲劇
June 25, 2010
今回は、エジプトのアレクサンドリアで開かれる国際会議に出席するため、成田→ドーハ(カタール)→アレクサンドリア(エジプト)という経路でカタール航空のフライトを予約した。
成田空港に到着したとき、予定のフライトの出発が「到着便遅れのため」という理由で1時間遅い時刻に設定されていた。出発ゲートに着いたら、今度は1時間30分遅れだという。
それでも、22時には飛行機に搭乗した。ところが、いつまでたっても出発しない。機長のアナウンスで、整備中だという。「重要な部品のコンピュータが壊れて、交換中」とのこと。
機内では、出発もしていないのに「お食事」が配られる。
さらに機長から、「部品の交換作業を進めているが、成田空港の運用時間を過ぎてしまったため、飛べないかもしれない」というアナウンスがあった。
結局、日付が変わる直前、飛行機から降ろされることになった。出国の取り消しをして(パスポートの出国のスタンプの上にVOIDというスタンプが押される)、カタール航空の用意したホテル(マロウドインターナショナルホテル)に1泊することに。すし詰めの車で“送迎”される・・・。
ちなみに、地上スタッフに聞いても、翌日のフライトの情報は何も持っていないようであった。当然、乗り継ぎ便とどう接続するのかも不明。携帯電話の番号をメモして渡した。
ホテルでは、必要最低限のものをスーツケースから取り出して、明日の出発に備えることにする。しかし、こんなことになるとは・・・。